トップメッセージ

日本の新幹線技術を世界へ―
インド高速鉄道プロジェクトの一翼を担う。

私たちは2021年9月、日本とインドのパートナーシップ事業である
「ムンバイ・アーメダバード間（約500km）高速鉄道プロジェクト」の
安全運行に大きく関わる電気システムの
プロジェクト支援を行う会社として発足しました。

以来、日本・インド両国間の架け橋と言える
当プロジェクトの一翼を担うことにより、
両国の二国間関係の発展に貢献していくという社会的使命の実現、
ひいては日本の新幹線技術を世界に広げていく
一助になるべく全力を挙げています。

現地の第一線で取り組んでいるのは、
東北・上越新幹線を運行する「JR東日本」や
北海道新幹線等の建設を進める「鉄道・運輸機構」で活躍してきた技術者と
現地採用の「インド人スタッフ」の方々です。

もちろん、新幹線の電気システムに関する
高いマネジメント力と技術力には絶対の自信がありますが、
それ以上に重要なのはプロジェクトメンバー間の
円滑なコミュニケーションです。
さらに、インド政府関係者、工事会社等社外の幅広い関係者との密な連携、
そして、情報を共有しあう形でのプロジェクトの進捗管理もとても大事です。

社会、文化、商慣習、法制度の違いといった高いハードルがある中で、
互いに違いを認識しながらも真摯に向き合い、相互理解を深め
一丸となってプロジェクトを円滑に進行していきます。

私たちは、この重要なプロジェクトを成功させたいと強く願うメンバーが
一人ひとり持てる力を最大限に発揮できる環境を整備し、
ムンバイとアーメダバードをつなぐ高速鉄道を作り上げることで、
「日本・インド両国が相互に交流し、発展していく未来」を
実現できるよう、邁進してまいります。